どっちがどっち？ 優劣比較の基本を総整理

Hello everyone！

ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です！！

今回は「比較」をテーマにして
いろいろと実験していこうと思います。

そうですね！

長い単語の場合は
more, most を付け加えたり

better, best や worse, worst みたいに
不規則な変化をするものもあります。

英語では、これらを駆使しながら
次の 3 つの方法で比較を表現します。

今回の記事では、比較シリーズ第 2 回として
「～ より…」の優劣比較の基本を見ていきます。

この記事を見ると
次のようなことが分かるようになります。

是非とも最後までご覧くださいね！

また、比較はシリーズとして投稿しておりますので
チェックしてみたい方は下のボタンから飛ぶことができます

それでは始めていきましょう！
Now let’s start!

「何を」比較するのか？

前回の比較シリーズでも書きましたが、
比較文を書くときには非常に大事な考え方ですので、
今一度比較文の前提知識を確認していきましょう。

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比較文では、比較対象もそうなのですが

「何を比較しているのか」

を意識する必要があります。


その比較するもので、注目すべき品詞は

「形容詞」「副詞」

の二つです

日本語でも次のような感じで

大きさや速さのような、
「状態」や「性質」を比べます。

もっと噛み砕くとすれば
「～に比べてどんな感じなのか」
と言えばなんとなく分かるかもしれません。

その「どんな感じ」を表す品詞が
「形容詞」「副詞」というわけです。


まず前提として、


比較文は「形容詞」「副詞」に注目する


ということは頭に入れておきましょう！

優劣比較（～より…）の作り方

比較文全般の確認事項が済みましたので、

いよいよここから優劣比較の
作り方を確認していきます。


基本的な作り方は、
次のようになります

そうですね！

一部例外のものはありますが、

原則としてこの構文で優劣比較の表現ができますので
しっかりと頭に入れておきましょう！

形容詞のケース

まずは比べているものは何かに
注目しましょう。

そうですね！

そして、その比べている対象が
me (私) ということになります。


ただ、この説明では対応が難しい文も多く出てしまうので
それらにも対応できるような作り方を覚えましょう。

作り方の仕組み

原級比較でも言及しましたが、
比較文は 2 つの文でできています。

そうですね！

作り方は原級比較とほとんど同じなので、
それが理解できれば難なく作れてしまいます！

先ほどの例文を使って
前回の原級比較のことを思い出しながら
やってみましょう。

まずは、比較を取った元の文を考えます。
比較対象も忘れず外しておきましょう。

そうですね！

ここから比較の文章にするわけですが、

比較の文章にする条件として
次のようなものがあります。

これを踏まえて考えると、
She is tall. と比較するもう一つの文は

比較対象である 「私」と
比較基準の共通する形容詞 tall が含まれているはずです。

そうなると、もう一つの文は
I am tall. ということになりそうですね。

その通りです！

では、ここからどうやって比較文にするのか
見ていきたいと思います。

やり方は、次の 3 ステップです。

今回の例文の形容詞は tall なので
1. は er をつけるタイプです。

はい、その通りです！
やり方は分かってきましたでしょうか？

ちなみに than は後に SV と続いてるので接続詞
という事も頭に入れておきましょう。

そのとおりです！

もちろん than me も間違いではありません。

原級比較の時と同じく
than me は「話し言葉」で表現されているもので、
than を前置詞と見なしているパターンです。

どちらか一方でよさそうな気もしますが
前置詞として使えないパターンがありますので、

その時に混乱しないよう両方とも抑えておきましょう。

普段受けるTOEIC では英作文は出てきませんが、
比較文の構造を正確に捉える重要な要素ですので
頭の片隅に入れておいてください。

副詞のケース

今度は副詞のケースです。

これも形容詞と同様に見ていくと、

比べているものは副詞の fast で
走る速さですね。

そして、比較の対象になっているのは
Tom です。

作り方の仕組み

これも同様に作り方の仕組みを見ていくと

元の文は、Ken runs fast. になります。

比較しているのは副詞の fast で
比較対象は Tom になりますので、

もう一つの文は
Tom runs fast. です。

同じようにやってみると、
次のようになります。

一般動詞で使われる文では、繰り返しを避けるため
2 文目の動詞が do, does, did に変わるので

Ken runs faster than Tom does.

そして、do, does, did は省略できるので

Ken runs faster than Tom.

となり、例文と同じになりました。

こんな感じで

形容詞や副詞に注目して、どんな様子を比較しているのか
誰（何）が比較の対象になっているのか

を意識しながら英文を読んでいきましょう！

おわりに

今回は「比較」の第二弾として
優劣比較の基本を見ていきました。

作り方が原級比較とソックリなので、
それを理解できれば案外簡単にできるようになります。

「er が付く」「more が付く」 「than が付く」
という短絡的な覚え方では応用が利かなくなってきます。

これらをしっかり意識して比較文を読み解いて
正確に理解していってくださいね！

それでは、今回はここまで！
See you next time !
Bye-bye！

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