疑問詞が付いた to 不定詞ってどう見ればいいのかな?
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!
今回は「疑問詞 + to 不定詞」をテーマに、
いろいろ実験していこうと思います。
それって how to play みたいな感じの構文?
そうですね!
そんな感じの構文を扱っていきたいと思います。
疑問詞 + to 不定詞は、TOEIC のリスニングとリーディングともに
割とよく出る英文法の一つですので
しっかりとおさえておきたいところですね。
この記事を見ると
次のようなことが分かるようになります。
- 疑問詞を含んだ to 不定詞の種類と文としての役割
- 疑問詞を含んだ to 不定詞の文法的な見方
それでは始めていきましょう!
Now let’s start!
疑問詞を含んだ to 不定詞
まずは、疑問詞を含んだ to 不定詞の作り方から
見ていきましょう。
とはいえ、それほど難しいことをするわけではなく
「疑問詞 + to 不定詞」にするだけでできてしまいます。
基本的には「何を~すべきか」「どれを~すべきか」
のように「(疑問詞)~すべきか」
といった感じで訳します。
とりあえず作り方は分かったけど、疑問詞だったらどれでもいいの?
ほとんどの疑問詞は to 不定詞の前に置けますが、
why だけは置けません。
あと、疑問詞ではありませんが
whether to do 「~ すべきかどうか」という
疑問詞 + to 不定詞とソックリな働きをするものがあります。
簡単に表にまとめると次のようになります。
疑問詞 | 単語 | 意味 |
---|---|---|
疑問代名詞 | what to do | 何を ~ すべきか |
who to do | 誰を [誰と] ~ すべきか | |
which to do | どれを ~ すべきか | |
疑問副詞 |
where to do | どこで ~ すべきか |
when to do | いつ ~ すべきか | |
how to do | どうやって ~ すべきか、~の仕方 | |
疑問形容詞 |
what 名詞 to do | どんな○○(名詞)を ~ すべきか |
which 名詞 to do | どんな○○(名詞)を ~ すべきか | |
その他 | whether to do | ~ すべきかどうか |
まずは、これだけでもしっかりとおさえておいてください。
疑問詞が付いた to 不定詞は名詞句
疑問詞が付いた to 不定詞は「名詞」の役割をしており、
SV 両方はないので「句」に分類されます。
「名詞」ってことは、疑問詞が付いた to 不定詞は S, O, C のどれかになれるってことだよね?
そのとおりです!
基本的な事項ではあるのですが、
名詞は S(主語)・O(目的語)・C (補語) のどれかになります。
たとえ、句や節といった語のカタマリになっていたとしても
それは原則的に変わりません。
いくつか例文を挙げてみましょう
- 疑問詞 + to 不定詞が S(主語)
What to do next is not known.
(次に何をするべきかは知らされていない)
- 疑問詞 + to 不定詞が O(目的語)
I don’t know what to do next.
(私は、次に何をするべきか分からない)
- 疑問詞 + to 不定詞が C (補語)
What I want to know is what to do next.
(私が知りたいのは、次に何をするべきかだ)
どんな疑問詞の種類(疑問代名詞、疑問副詞、疑問形容詞)でも、
その後に to 不定詞が続くと「名詞」の役割を果たします。
つまり、 what to do でも when to do でも which 名詞 to do でも「名詞のカタマリ」になるということ?
そうですね!
このあたりは間違えやすいところなので
気を付けておきたいところです。
どんなことにも言えると思いますが、
英文がしっかり読めるようになるには
「語のカタマリ」がどこからどこまでなのかを
しっかりと見極めることが大事です。
疑問詞 + to 不定詞は「名詞のカタマリ」であることを
しっかり意識して読んでいきましょう。
少し理屈をこねた 疑問詞+ to 不定詞 の作り方
疑問詞+ to 不定詞 はそれほど難しいことを
しているわけではありませんが、
ただ何となくで使っていている感じがして
本当にこれで合っているのか不安になったりしませんか?
たしかに。なんか足りなかったり、余分なものが付いていないか分かんないことあるよね…。
自分なりではありますが、
それぞれの疑問詞を例にとって、
もう少し理屈をこねた「疑問詞 + to 不定詞」 の作り方
を見ていきたいと思います。
- 疑問代名詞 + to 不定詞
what to buy
- 疑問形容詞 + to 不定詞
what food to eat
- 疑問副詞 + to 不定詞
where to go
疑問代名詞 + to 不定詞
まずは、疑問代名詞 + to 不定詞 から
見ていきたいと思います。
what to do のようにフレーズで覚えていているので
違和感がないように見えるかもしれませんが、
実は、to 不定詞以降に注目してみると
何かが足りない構造になっています。
それはどこでしょうか?
足りない構造…? あっ !? よく見たら buy の目的語がない!!
その通りです!
buy は他動詞なので、その後に目的語があるはずですが
その目的語が見当たりません。
what to buy (目的語はドコ?)
それでは、その肝心の目的語はどこへ行ったのでしょうか?
what to buy は「何を買うべきか」って訳すから、その「何を」にあたる what が目的語かな?
そうですね!
疑問詞疑問文では
聞きたいものが疑問詞になって先頭に置かれますが、
それと同じ発想で考えることが出来そうです。
つまり、to 不定詞以降の聞きたいモノが目的語にあるとき、
それが what になって先頭に置かれたと考えることが出来ます。
- to 不定詞
to buy (聞きたいモノ)
- 聞きたいモノを疑問詞に変換
to buy what
- 疑問詞を先頭に
what to buy
よって、to 不定詞以降の文構造は
目的語がない「不完全文」と言うことが出来ます。
疑問形容詞 + to 不定詞
次は、疑問形容詞 + to 不定詞を
見ていきたいと思います。
これも基本的には同じ感じですが、
「どんな食料を食べるべきか」と訳すので
聞きたいものは「どんな」ですね。
これを疑問形容詞に変換して、
これにかかっている名詞(food)ごと
先頭に持っていけば出来上がります。
- to 不定詞
to eat (○○な)food
- 聞きたいモノを疑問形容詞に変換
to eat what food
- 疑問形容詞 + 名詞 を先頭に
what food to eat
これも、疑問代名詞 + to 不定詞同様
to 不定詞以降の文構造は
目的語がない「不完全文」と言うことが出来ます。
あまり見慣れない形かもしれませんが、
リスニングやリーディングで割とよく見かけますので
キチンとおさえておきましょう。
疑問副詞 + to 不定詞
最後は、疑問副詞 + to 不定詞について見ていきましょう。
基本的な作り方は同じですが
先ほどの二つとは少し違います。
- to 不定詞
to go(to + 名詞, there)
- 聞きたいモノを疑問副詞に変換
to go where
- 疑問副詞を先頭に
where to go
「行く」という意味で使う場合は
go to ○○ のように使いますが、
聞きたいものを疑問副詞(where)に変換する場合は
to ○○ と「前置詞を巻き込んで」変える
というのがポイントです。
確か、「前置詞 + 名詞」は「形容詞のカタマリ」か「副詞のカタマリ」になるんだったよね? この場合は、「副詞のカタマリ」になるってこと?
そうですね!
疑問副詞なので、それに合わせた形にしないと
変換できませんので注意してください。
おわりに
今回は「疑問詞 + to 不定詞」について
見ていきました。
疑問詞 + to 不定詞 は
リスニングにもリーディングにも割とよく登場しますので、
しっかりとおさえておく必要があります。
より深く英文を理解するため、
繰り返し見て、疑問詞 + to 不定詞を理解していきましょうね!
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