Part 3・4 の設問にパターンがあるってホント!?
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!
今回はリスニングの設問について
簡単に書いていこうと思います。
その中でも、問題数が多く
ある意味「リスニングの山場」ともいうべき
Part 3・4 を扱っていこうと思います。
前半の Part 1 ・2 とはうってかわって
スクリプトが長くなります。
設問と選択肢は先に与えられているので
その長いスクリプトを聞いて
選択肢の中から正しいものを選ぶ
というのが一連の流れです。
リスニングならよくある光景かな?
そんな Part 3・4 ですが
実は、設問にパターンがあります。
そのパターンは
一体どんなものがあるのでしょうか。
今回はその概要について見ていきます。
それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!
Part 3・4 の問題構成
冒頭で問題数が多いと書きましたが、
具体的にどのくらいあるのでしょうか?
まずは、Part 3・4 の問題構成を
見ていきましょう。
Part | 問題 | 問題数 |
---|---|---|
3 | 会話文問題 | 39 問(3 問 × 13 セット) |
4 | 説明文問題 | 30 問(3 問 × 10 セット) |
二つのパートを合わせると 69 問あります。
リスニングは 100 問あるので
これらのパートで、なんと ほぼ 7 割を占めているんですね!
え~!? 二つのパートだけで 69 問もあるの!? これは結構大変だね…。
「69 問」とは見ない方がいい?
確かに、69 問はかなり多い数ですね。
ただし、「69 問」とは見ない方が
賢明だと思います。
それはどうしてなの?
当時の自分は、ここを勘違いして
69 問それぞれに 1 つのスクリプトが
用意されているのだと思って
げんなりしてました。
つまり、「69 問」と見てしまうと
問題が多くて大変というネガティブなイメージと
先ほどのような勘違いを引き起こす恐れがあるからですね。
しかし、問題の構成を良く見てみると
一つの長いスクリプトにつき 3 問用意されています。
つまり、「3 問で 1 セット」なのです。
そうすると、
Part 3 は「13 セット」
Part 4 は「10 セット」で
合計 「23 セット」の長いスクリプトを聞く
とも言い換えることが出来ます。
「23 セット」って聞くと、そんなに多くないって感じるよ。
「69 問」と聞くと多いと感じるかもしれませんが、
自分にとっては、「23 セット」という表現であれば
結構楽に感じます。
Part 3・4 は 3 問で 1 セット。「69問」ではなく、「23 セット」 と見た方がラク!
Part 3・4 の設問にはパターンがある?
TOEIC をある程度知っている方は
おなじみかもしれませんが、
実は、Part 3・4 の設問には
パターンがあることをご存知でしたか?
え!? パターンがあるの!?
試しに、問題集や参考書、模試で
Part 3 ・ 4 の設問を一通り見てみてください。
ある程度、同じような設問が見つかるはずです。
問題を解いているときでも
あれ!? こういう設問何回もでてる!
といった感じに、
パターンがあることに気づくかもしれません。
それは偶然ではなく、本当にあるのです。
なので、この設問パターンを抑えておけば、
初見の問題でもどこを聞けばいいのかあらかじめ準備できるので
ある程度リスニングが楽になるということですね!
また、TOEIC のリスニングでは
Part ごとに流れるナレーションの隙間時間に、Part 3・4
の設問を見るという「先読み」が出来ます。
パターンがあるということを知っていれば、
限られた時間内での先読みが楽になり、
リスニングに集中できるようになります。
二つの設問パターン
では、その設問パターンは
どういうものがあるのでしょうか?
いろいろありますが、
最もよく出る設問のパターンは
大きく「全体系」と「ピンポイント系」
2 つに分類されます。
まずは、これだけでも頭に入れておきましょう!
「全体系」と「ピンポイント系」だね! どんな設問がそうなのかな?
もちろん、これだけでは分からないと思うので
具体的に見ていきましょう!
「全体系」の設問
「全体系」はその名の通り、
話されているスクリプトの内容全体について
問われる設問です。
「全体系」の設問は
以下のようなものが挙げられます。
- Where is the conversation taking place? (その会話はどこで行われていますか?)
- Where does the woman work? (女性はどこで働いていますか?)
- What are the speakers discussing? (話し手は何について話していますか?)
こういった設問は、
だいたい 1 問目に出題されることが多いです。
話している「場所」や「内容」、「目的」
話し手の「職業」 を聞いてくるのが
多いかなという印象を受けます。
また、正解のヒントは何回か現れるので
一度聞き逃しても取り返せることがあります。
スクリプトにちりばめられた複数のヒントから、
正しい選択肢を選ぶというのが
「全体系」の設問の特徴です。
「ピンポイント系」の設問
その名の通り、話されている内容の中から
ピンポイントで正解を見つけるタイプの設問です。
- What does the woman ask the man to do? (女性は男性に何をするよう頼みましたか?)
- What will the man do next? (男性は次に何をするでしょうか?)
- What does the speaker ask for? (話し手は何を要求していますか?)
だいたい 2・3 問目に出題されることが多いですね。
「ピンポイント系」の設問はバリエーションがありますが、
「依頼・要求」「提案・申し出」
「問題・心配事」「次の行動」
このあたりがよく出る印象があります。
このタイプの設問は、
一度聞き逃してしまうと答えられなくなるので
特に注意して聞く必要があります。
「ピンポイント系」の設問は
バリエーションがある程度ありますので、
このあたりについては、次回以降
数回に分けて書いていきたいと思います。
おわりに
いかがでしたか?
今回は Part 3・4 の
設問パターンについて
概要を見ていきました。
知っている人にとっては
おなじみのことではありますが、
それでも重要なことには変わらないです。
もちろん知るだけではなく、
その知識を「使える形」になるまで
演習を重ねて練習してくださいね!
というわけで、今回はここまで!
また次回お会いしましょう!!
See you next time !
Bye-bye!
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