Part 7 の設問に分からない単語はないかな…?
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!
今回はリーディングの設問について
簡単に書いていこうと思います。
リーディングに設問があるのは
Part 7 のみですが、
このパートは「リーディングの山場」である
長文読解となっています。
「リスニングの山場」が Part 3・4 なら、「リーディングの山場」は Part 7 ってことになるね!
そして、 Part 3・4 と同様に
Part 7 にも、設問パターンがあります。
その中でもよく出るパターンというのがあり、
そのパターンの中に必ずと言っていいほど
登場する単語がありますが
若干難しめの単語が使用されています。
今回は、そのよく出るパターンの設問にある
単語を紹介していきたいと思います。
この単語良く見るのに、意味が分かんない…。結局何を聞いているんだろ…。
といった感じでつまずいて、
その結果ゴッソリと点数を落としてしまった
とならないよう
よく出る単語についてはしっかり覚えておきましょう!
それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!
Part 7 問題構成
まずは、Part 7 の問題構成を
簡単に見ていきましょう。
パッセージ数 | 問題 | 問題数 |
---|---|---|
1 | 1 セット当たり 2 ~ 4 問 | 29 問(10 セット) |
2 | 1 セット当たり 5 問 | 10 問(5 問 × 2 セット) |
3 | 1 セット当たり 5 問 | 15 問(5 問 × 3 セット) |
合わせると、
Part 7 は全部で 54 問あります。
そして、読まなければならない文章は
15 セットあります。
Part 7 だけで 半分くらいはあるんだね。
文章の長さはそれぞれですが、
それでも 15 セットもの長文を読まなければならないので
なかなか大変ですね…。
その 54 問のうち、
今回紹介する単語を含む設問数は
決して多いわけではありません。
しかしながら、その割によく見かけるので
無視をするにはかなり多すぎるかと思います。
その無視できない設問の単語は
一体どのようなものなのでしょうか?
設問パターンによく出る単語 5 選
というわけで、早速見ていきましょう!
抑えてほしい単語は以下の通りです
1.「推測型」の設問
・suggest : 暗示する
・imply :ほのめかす
2.「ピンポイント型」の設問
・ state : 述べる
・ mention : 言及する
・ indicate : 示す
「推測型」と「ピンポイント型」とありますが、
いずれも本文の内容に合う問題を選ぶ 設問のタイプです。
このタイプの設問は 選択肢が SV まで続く文の形になっていて、
他のと比べて選択肢が長めになっているのも特徴です。
選択肢が長めなのと推測が必要であることを考慮すると、
他の問題と比べてやや難しい傾向にあります。
設問の単語も分かったし設問の特徴も分かったから、あとは練習すればいいの…?
たしかに、設問にある単語と
その設問の特徴を簡単に書いたので
乱暴に言ってしまえば、
あとは練習すればいいだけなのですが
せっかくなので一つ一つの単語を
少し詳しく見ていきましょう!
suggest
高校では割と基本的な単語かと思います。
「提案する」という意味で覚えているかもしれませんが、
Part 7 の設問ではそういった意味では使われず、
「暗示する」という意味で使われています。
設問では、
What is suggested about[in] ~?(~について何が暗示されていますか?)
という形が多いですね。
「暗示」という言葉通り、
本文に正解のヒントがはっきりと
書かれていないことが多いので、
ある程度推測して答える必要があります。
suggest にそんな意味があったんだね…。「提案する」だけしか覚えていないと、混乱したり読み間違えしそうだなぁ…。
そうですね。
この機会にしっかりとおさえておきましょう!
imply
先ほどの suggest と同じような感じで
「ほのめかす」「暗示する」という意味です。
こちらは suggest に比べて
少しレベルが高い単語ですね。
What is implied about ~?(~について何が暗示されていますか?)
といった感じで設問で出ます。
語源は、 im (in: 中に) + ply(折りこむ)ということで
「意味を中に折り込んで間接的に伝える」
すなわち「ほのめかす」という感じでしょうか。
お! 久しぶりの語源だね!
そうですね!
ply に関する語源はすでに記事にしてありますので、
興味があれば、すぐ下の関連記事をご覧ください!
state
United States of America というように
この単語には「州」というイメージがあると思います。
実際その意味もあるのですが、
Part 7 の設問では
「~を述べる」という動詞の意味で使われます。
設問では、
What is stated about ~?(~について何が述べられていますか?)
といった感じで出題されることが多いです。
「述べられている」という意味から、
この設問は、上の二つの推測問題とは違い
問題文の中に正解の根拠を見つけるタイプです。
suggest , imply とは違うんだね!
mention
「言及する」という意味の、
ややむずかしめの単語ですね。
What is mentioned about ~?(~について何が言及されていますか?)
といった感じで設問に出ることが多いです。
辞書では「言及する」という
堅い言い方ですが、
Part 7 の設問では、そんな言い方でなくても
「どんなことを言ってますか?」
「とんなことを述べていますか?」
ぐらいに簡単な言い換えでも
問題ないと思います。
mention も state と同じく
問題文から正解の根拠を見つけるタイプの設問です。
語源の話をすると、mention の単語のうちの
ment は 「心」という意味の語根で、
「心に呼び起こすこと」ということから
「言及する」ということになったんだとか。
ment を語源とする他の英単語として
mental (精神の), comment (意見)
等があります。
どれも聞いたことがある単語ばかりだね!
indicate
「示す」という意味のやや難な単語です。
What is indicated about ~?(~について何が示されていますか?)
といった感じで設問に出ることが多いです。
state, mention と同様
こちらも正解の根拠を見つけるタイプの設問です。
語源で注目すべきは、
真ん中あたりの dic ですね。
dic(t)- は「言う」という意味の語根で、
これが使われている他の単語として
predict (予測する), contradict (矛盾する)
等があります。
おわりに
いかがでしたか?
今回は Part 7 の設問パターンでよく見かける
5 単語を紹介して少しだけ深掘りしてみました。
知っている人にとっては
おなじみのことではありますが、
それでも重要なことには変わらないです。
もちろん知るだけではなく、
その知識を「使える形」になるまで
演習を重ねて練習してくださいね!
最後にその 5 単語を
もう一度確認してみましょう!
1.「推測型」の設問
・suggest : 暗示する
・imply :ほのめかす
2.「ピンポイント型」の設問
・ state : 述べる
・ mention : 言及する
・ indicate : 示す
というわけで、今回はここまで!
また次回お会いしましょう!!
See you next time !
Bye-bye!
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