同じ品詞でよく似てるスペルなのに、意味が違うの!?
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ)です!!
今回は、また違った単語のアプローチを
してみたいと思います。
Part 5 の品詞問題で時々あるかと思いますが、
当てはまる品詞は分かったから二つには絞れたんだけど、どっちが正解なんだろう…。
ということ、ありませんでしたか?
思い出していただきたいのですが、
品詞問題を解く手がかりの一つとして、
接尾辞で判断するというのがありました。
接尾辞を見ればどの品詞なのかは判別することはできますが、
それだけでは一発で決まらないことがあります。
さらに、品詞問題における選択肢の傾向として
スペルも似ていたりします。
attend, attendant, attendance, attentive
employ, employer, employment, employee
といった感じで
いわゆる派生語がズラッと選択肢に並んでいます。
同じ品詞でスペルも似ているのに意味が違うのかぁ…。結構ややこしいね…。
そうですね!
この類の問題はひっかけとして出題されますので、
単に品詞を識別できるだけでなく、
意味までしっかり把握する必要があります。
今回は、そういった紛らわしい単語を
集めてみました。
こちらも、意外な意味シリーズと同様
何回かに分けてお送りしたいと思いますので、
どうぞお楽しみください!
また、
接尾辞ってなに? 初めて聞いたよ?
という方は
語源で覚える英単語 接尾辞編 イントロダクションをご覧ください!
それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!
responsible と responsive
まずは responsible と responsive からです。
それぞれ「責任のある」、「答えのある」という意味です。
同じような感じなのに、だいぶ違う意味になっちゃうね!
両方とも、 response (応答) の派生語です。
responsible は response に
形容詞接尾辞の -ble (~できる) がくっついて、
「応答できる」➡ 「責任のある」という意味になるようです。
前置詞の for を伴った
be responsible for (~に責任のある)で
覚えておきましょう!
一方、responsive は
response に形容詞接尾辞の -ive (性質) がくっついて
「応答の性質がある」➡ 「答えのある」という意味になりそうですね!
be responsive to で
「~によく反応して、~に敏感で」
という意味になります。
併せて覚えておきましょう!
英単語 | 意味 | コロケーション |
---|---|---|
responsible | 責任のある | be responsible for the accident : 事故に責任がある |
responsive | 答えのある | be responsive to a client’s needs : 顧客のニーズに答える |
custom と customer
次は custom, customer です。
それぞれ「【customs で】関税」、「顧客」という意味です。
人を表す -er の有無だけですね。
custom は「習慣」って意味があったような…?
確かにその意味もありますね!
むしろ、そちらの方のイメージが強いと思いますが、
「関税」は結構意外な意味ではないでしょうか。
また、 custom には「愛顧」といった意味がありますので、
そこに人を表す接尾辞の -er がつくと
「愛顧する人」 ➡ 「顧客」
というのは割と納得がいきますね!
英単語 | 意味 | コロケーション |
---|---|---|
custom | 関税【customs で】 | a customs specification : 関税明細書 |
customer | 顧客 | to the customer : お客様へ |
successful と successive
最後は successful と successive です。
それぞれ、「成功した」「継続した」という意味です。
success (成功する) の派生語かな?
そうですね!
success の語源は
suc(sub:次へ) + cess(行く)で
「次に続く」という感じの意味ですね!
物事が続くと「成功する」という意味になりそうですし、
次に続くということなら、「継続する」「跡を継ぐ」
という意味になりそうですね!
ceed の語源はすぐ下の「関連記事」に載せてあるから、併せて読んでみてね!
その単語に、 「~に満ちた」という意味の接尾辞である
ful がくっつくと、「成功に満ちた」ということで「成功した」
次に、性質を表す接尾辞である ive がくっつくと、
「継続した性質」という意味から「連続した」
という風に考えればスッキリするかと思います。
英単語 | 意味 | コロケーション |
---|---|---|
successful | 成功した | The speech was successful : 公演は成功した |
successive | 連続した | three successive days : 3 日連続 |
おわりに
いかがでしたか?
接尾辞を手掛かりにして品詞の識別はできたものの、
それだけではあと一歩届かない品詞問題があると思います。
そして、正確に覚えていないと
見当違いの選択肢を選んでしまったり
引っかかったりするので注意が必要です。
逆に、この出題の意図が分かっていて
かつ正確にに答えられれば差をつけることができます。
是非ともモノにして、
他の受験生に差をつけていきましょう!
というわけで、今回はここまで
また次回お会いしましょう!!
See you next time !
Bye-bye !
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