such って注意しないといけないことがたくさんあるね…。
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!
今回は「such」をテーマに、
いろいろ実験していこうと思います。
such って、確かいろんな意味があったような気がするけど…?
そうですね!
such は、品詞や語順、慣用表現など
気を付けるべき事項が多く、
英語学習者にとっては少しトリッキーな単語の一つです。
そのため、混乱しやすく
such について整理しきれていない
ケースが多いのではないでしょうか?
そこで今回は
そういったトリッキーな such について
総整理していきたいと思います。
この記事を見ると
次のようなことが分かるようになります。
- 「such」の基本的な意味や使い方
- 「such」の応用的な使い方
- 「such」を含む代表的な慣用表現
- 「such」を使う上でのよくある間違いや注意点
是非とも最後までご覧になって
「such」の使い方をマスターしてみてくださいね!
それでは始めていきましょう!
Now let’s start!
「such」の意味と基本的な使い方
まずは such の基本的な使い方から
見ていきたいと思います。
suchは、英語で頻繁に使われる単語の一つですが
状況や事実の「強調」、such as の形で「例示」と
such という単語ひとつ取っても多彩な意味になります。
うわぁ…。覚えるの大変そうだね…。
そこで最初は、「品詞」の観点から
such の基本的な意味と使い方について
見ていきたいと思います。
such の品詞と基本的な意味は
次のようになります。
- 形容詞 : そのような、そんなに~な、とても
- 代名詞 : そのような人・物・事
具体的に使い方を見ていきましょう。
such の「形容詞」としての使い方
まずは、 such が形容詞として
どう使われるのかを見ていきたいと思います。
such が形容詞として使われるときは
次のような意味になります。
- (前に述べた人・物・ことなどに対して) そのような〇〇
- (程度・性質を表す形容詞と用いて、その性質や状態を強調して) そんなに~な〇〇、とても~な〇〇
それぞれ例文を見てみましょう。
- そのような〇〇
- I’ve heard such information many times.
(そのような情報は何回も聞いた) - I’ve never seen such a person.
(そのような人は見たことがない)
- I’ve heard such information many times.
- そんなに~な〇〇、とても~な〇〇
- We have never seen such a beautiful scenery.
(私たちはこんなに美しい景色を見たことがない) - He had such a great time.
(彼はとても楽しい時間を過ごした)
- We have never seen such a beautiful scenery.
such って語順が紛らわしい単語だったような気がするけど…?
そうですね!
such は so や too と同じく
「語順が紛らわしい単語」として割と有名です。
その詳しい語順につきましては
「such」の特殊な語順に注意のところで
詳しく解説していきます。
such の「代名詞」としての使い方
次に、 such が代名詞として
どう使われるのかを 見ていきたいと思います。
such が代名詞として使われるときは
次のような意味になります。
- (前に述べた人・物・ことなどに対して) そのような人・そのようなもの・そのようなこと
例文を見てみましょう。
I received some really valuable information. I don’t think I’ll ever be able to find such again.
(私はとても有益な情報を得ました。もう二度とそんなものには出会えないと思います。)
代名詞というからには、前述の何かを指しています。
では、この例文での代名詞 such は何を指しているのかというと
some really valuable information を指しているのです。
such が「代名詞」として使われるなんてあまりイメージが付かないかも。
確かにそうですね。
代名詞というと it や him のようなイメージが強いですが
この such も「代名詞」として使われることがあります。
ただし、such が代名詞として使われるのはあまり見ないので
頭の片隅に入れておく程度で問題ないでしょう。
「such」の応用的な使い方
「such」は、単語の種類や文法的機能によって
さまざまな使い方がありますが、
その中でも such は「倒置」として
応用的に使われることがあります。
へぇ~! such は「倒置」でも使われることがあるんだね!
例文を見てみましょう。
- Such was his dedication to his work that he often worked through the night.
(彼の仕事への献身ぶりは、しばしば夜通し働くほどであった)
倒置文は、主語と動詞の順序を逆転させることで
強調を表す文法です。
例文を見ると SVC の倒置みたいだね!
そうですね!
主語は his dedication to his work
動詞は was
になりますので、
倒置をしない場合は次のような文になります。
His dedication to his work was such that he often worked through the night.
TOEIC ではあまり見ないと思いますが、
「such は倒置文になることがある」
ということは頭の片隅に入れておいても
損はないと思います。
such を含む代表的な慣用表現
「such」を含む慣用表現は多くあり、
慣れていない人にとっては難解に感じられるかもしれません。
ここでは、「such」を含む代表的な表現について紹介します。
such as
such as は、「例えば~など」という意味で
例を挙げる際に用いる表現です。
この表現は、 TOEIC で割と見かける方ではないでしょうか。
例文を見てみましょう。
Our company offers many benefits to employees, such as health insurance and retirement plans.
(我々の会社は健康保険や退職プランなど、従業員に多くの福利厚生を提供しています。)
such as の後には、
前述した名詞と関連性のあるものを置くのが一般的です。
例文では、benefits (福利厚生) にはどんなものがあるのかを
such as 以降で health insurance (健康保険) や
retirement plans (退職プラン) を例示しているのが分かります。
as such
as such は英語でよく使われる表現の一つで、
次のような意味があります。
- (副詞のように使って) そういうものとして・それ自体では
- (接続詞のように使って) したがって
例文を見てみましょう。
- They are still new employees, and should be treated as such.
(彼らはまだ新入社員だから、そのように扱うべきだ。) - I don’t have much experience with accounting. As such, I am not qualified for the job.
(私は会計の経験があまりありません。従って、この仕事には適任ではありません。)
such as と as such …。反対になっただけなのに、意味が全然違うね…。
確かにそうですね。
語順が違うだけで意味が違ってくるので
混同しやすいです。
何回も見て、見分けられるようにしましょう。
and such
and such は、「~など」という意味があります。
and so on や and so forth と同じような意味ですね。
We sell office supplies such as pens, paper, folders, and such.
(我々は、ペンや紙フォルダーなどのオフィス用品を販売しています。)
今回挙げたもの以外にも
such を含む表現は慣用的な表現が多いため、
混同したり整理がつかなかったりすることがよくあります。
繰り返し見て定着させるようにしてくださいね!
「such」の特殊な語順に注意
「such」は、使い方によっては混乱を招くことがあります。
そのよくある間違いで注意するものとして
一番よく取りあげられるのが
「such」の特殊な語順ではないでしょうか。
あっ!それ聞いたことがあるよ!たしか、「such (a/an) + 形容詞 + 名詞」の語順になるんだったよね?
その通りです!
そして、これと似たような感じの
語順に気を付けるべき単語として
so や too が挙げられます。
こちらは
「so[too] + 形容詞 + (a/an) + 名詞」
の語順になります。
例文とともにまとめていきましょう。
- 「such (a/an) + 形容詞 + 名詞」
We saw such a beautiful sight that we were captivated.
- 「so[too] + 形容詞 + (a/an) + 名詞」
We saw so beautiful a sight that we were captivated.
(あまりにも美しい景色をみたので、見とれていた。)
特殊な語順になる単語は特に混同しやすいので
気を付けてくださいね!
おわりに
今回は「such」について見ていきました。
such には形容詞や名詞の用法や
慣用表現、特殊な語順と
混同しやすく気を付けるべきものが多い
単語です。
最後に、それらを簡単にまとめてみましょう。
- 基本的な使い方
- 形容詞 : そのような、そんなに~な、とても
- 代名詞 : そのような人・物・事
- 応用的な使い方
- 倒置文になることがある
- 慣用表現
- such as : 例えば~のような
- as such : そういうものとして、それ自体として、したがって
- and such : ~など
- 注意点
- 語順に注意: such + (a/an) + 形容詞 + 名詞
※ so, too の語順と混同しないように
- 語順に注意: such + (a/an) + 形容詞 + 名詞
以上のポイントを押さえて、
such をしっかり理解しておきましょうね!
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