一番を表現するにはどうすればいいの?
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!
今回は「比較」をテーマにして
いろいろと実験していこうと思います。
確か、as とか -er, -est みたいなものを使うんだよね?
そうですね!
長い単語の場合は
more, most を付け加えたり
better, best や worse, worst みたいに
不規則な変化をするものもあります。
英語では、これらを駆使しながら
次の 3 つの方法で比較を表現します。
- A と同じくらい … だ
- A より … だ
- A の中で一番 … だ
また、比較はシリーズとして
何回かに分けて書きたいと思っております。
今回の記事では、比較シリーズ第 4 回として
「~ の中で一番 … だ」の最上級表現
を見ていきたいと思います。
この記事を見ると
次のようなことが分かるようになります。
- 最上級の文の作り方
- 「~の中で」使われる前置詞 of と in の使い分け
- 最上級の文において the を伴う理由
- 最上級のその他の表現
是非とも最後までご覧くださいね!
また、比較はシリーズとして投稿しておりますので
チェックしてみたい方は下のボタンから飛ぶことができます
それでは始めていきましょう!
Now let’s start!
最上級比較(~ の中で一番 …)の作り方
早速ですが、
最上級比較はどのようにして作っていけばいいのか
確認していきたいと思います。
基本的な作り方は次の通りです。
- the [形容詞 or 副詞]est
- the most [形容詞 or 副詞]
そして、「~の中で」を表現する際には
範囲を表す前置詞が必要です。
たしか、of と in があったような気がするけど…?
そうですね!
それでは、最上級において of と in は
どのように使い分ければいいのでしょうか?
of と in の使い分け
それでは、早速見ていきましょう。
次の例文をご覧ください。
He is the tallest of the three.
(彼は 3 人の中で最も背が高い)
He is the tallest in the class.
(彼はクラスの中で最も背が高い)
He is the tallest のところまでは全く一緒ですね。
違うところは of と in の前置詞、
そして、その前置詞の後に続く名詞です。
どういうときに of を使って
どういうときに in を使えばいいのでしょうか?
その違いについてみていこうと思います。
of
まず最初は、of についてです。
of は「同類の複数名詞」で比べているときに使います。
同類ってことは、「人なら人同士」で「本なら本同士」で比べる感じなのかな?
そうですね!
そんな感じでいいと思います。
of には「全体の中の一部」のイメージがあります。
A of B で「B(全体)の中の A (一部)」になりますが、
これは「A が複数個集まって構成されたのが B 」
とも言い換えることが出来そうです。
その構成されている同類の全体(the three)の中でも
一番背が高い(the tallest)のが彼であるというわけです。
また、 of が前に出るパターンもありますので、
こちらも併せておさえておきましょう!
Of the three, he is the tallest.
(3 人の中で、彼は最も背が高い)
in
一方、in は「範囲」の中で比べるときに使います。
「~の中に」という意味があるように、
とある空間の中にいるというのが in のイメージです。
そうすると、「A in B」で「B の中に A が覆われている」感じの意味になるのかな?
そうですね!
という事は、「主語より in 以降の名詞の方が規模が大きくなる」
とも考えられないでしょうか。
「○○(都市)は東京の中で一番人口密度が高い」
「○○(山)は日本の中で一番高い」
「○○(川)は世界で一番長い」
なら、規模はそれぞれ
都市 < 東京
山 < 日本
川 < 世界
になるので
○○(都市) is the ~est in 東京.
○○(山) is the ~ est in 日本.
○○(川)is the ~est in 世界.
といった感じになりそうです。
まとめると、
最上級の of と in の使いわけは
次の表になるかと思います。
前置詞 | 範囲 | 例 |
---|---|---|
of | 複数(同類) | 数字、all、代名詞、複数名詞 など |
in | 範囲・場所 | 国名、the class など |
副詞が最上級の場合
副詞が最上級の場合は、the をつけてもつけなくても大丈夫です。
また、 often などの頻度を表す副詞は通常動詞の前に置きますが、
最上級になる場合は動詞の後ろにつけます。
He can run (the) fastest in the class.
(彼は、クラスの中で最も早く走ることが出来る)
I go to the library (the) most often in my family.
(私は家族の中で最も頻繁に図書館へ行く)
最上級に the が付く理由
例外はあるのですが、比較表現の中で最上級にだけ
「the」 が付いています。
そういえばそうだね。どうしてなんだろ?
the というのは「1 つ(もしくは 1 グループ)に決まる」といった
聞き手・話し手両方の共通認識を伴うニュアンスがあります。
例えば A,B,C のうち A が一番だとします。
一番は 1 つしかありませんよね。
そして、話し手・聞き手も一番は A と認識しているはずです。
確かに、1 つしかないものって話し手と聞き手の認識は共通しているね!だから the がつくんだ!
the をはじめ、冠詞というのは日本人には馴染みがないので
なかなか難しいところではありますね。
「~番目」という最上級表現
最上級は 1 番のときに使われますが、
「~番目」という表現も、
最上級を使って表現することが出来ます。
2 番目とか 3 番目みたいな表現もできるんだ!!
そうですね!
作り方はとても簡単で、
the の後ろに second, third …のような
序数詞を置くだけです。
He is the second tallest in the class.
(彼はクラスの中で 2 番目に背が高い)
おわりに
今回は「比較」の第四弾として
最上級の基本を見ていきました。
これで、原級・比較級・最上級の
基本的な比較表現は一通り確認したことになります。
いずれも、中学から高校基礎あたりの内容ですが
思い出してきましたでしょうか?
次回以降の比較は、
今まで見てきた作り方とは違っている
ちょっと特殊な場合を紹介していきますので
どうぞお楽しみに!
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それでは、今回はここまで!
See you next time !
Bye-bye!
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