Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!
今回はリサーチラボノートと題して
自分が英語で疑問に感じたことや
自分がやったことの記録を書いていこうと思います!
それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!
今回のラボ
さて、今回のラボノートは…
いきなり TOEIC から外れてしまうのですが、
自分がすごく気になっていたことです。
それは
高校の有名な英文法参考書に「語源」は載っているのか?
です!!
高校の英語で必ずといっていいほど配られる
英文法の参考書ってありますよね。
Next Stage や Vintage、Scramble など
おそらく一度は
あ! それ、高校で配られた参考書だ!!
と、聞いたことがある・見たことがある
英文法参考書が登場します。
ちなみに、自分のところでは
Next Stage を使っていました。
ここでふと少し疑問に思ったことが。
高校の有名な英文法参考書の中にも
語源をまとめて取り上げているところがあるのかな?
高校で英語の語源はそんなに聞かないので、
割と気になってたり。
ということで、
早速調査に向かいました。
高校の有名な英文法参考書といえば?
ところで、高校で配られる
有名な英文法参考書といえばどんなものがあるでしょうか?
ネットやブログ等で色々調べた結果
次の 5 冊が挙げられそうです。
▶ Next Stage
▶ POWER STAGE
▶ UPGRADE
▶ Vintage
▶ Scramble
どれか一つは聞いたことがあったり
実際に使っている、使っていたかもしれません。
今回は
- 語源のページの有無
- どのくらいのボリュームか
- 説明内容はどうなのか
といった観点から
調べて分かったことを書いてみようかと思います。
実際に調べてみた
実際にこの 5 冊を手に取って
調べてみた結果は以下の通りです。
英文法参考書 | 語源の記載の有無 | 掲載ページ数量 |
---|---|---|
Next Stage | × | – |
POWER STAGE | × | – |
UPGRADE | × | – |
Vintage | ◯ | 4 ページ |
Scramble | ◯ | 4 ページ |
語源について載っていたのは、5 冊中 2 冊。
その 2 冊とも、かなり後半の章で扱っており
掲載しているページは数ページほど。
隅にちょっぴり載っている程度です。
あんまり載ってなかったね。
語源は高校でほとんど取り扱わないのかな…?
というのが、自分の正直な感想です。
高校の英単語帳には
語源を取り扱っているものがありますが
「英文法参考書」に関しては
載っていない参考書があり、なおかつ章の後半。
さらには扱っているページが少ない。
ということが分かりました。
章の後半に数ページしか載っていないから、ホントに注意して見ないと気付かないかも。でも、それ以前に Vintage か Scramble を選ばないと語源すら出会うことがないから、もしかすると知っている高校生はほんの一部なのかも?
語源が載っていたそんな Vintage と Scramble ですが
その数ページの中での内容はどうなのでしょうか?
Vintage
Vintage には、残念ながら
語源に関する説明の文章がないので
一目見ただけでは語源のページ
であることに気づきにくいです。
また、語源の使い方らしきものが書いておらず
語源(意味) ➡ それが含まれる英単語
と、単なる羅列になっているのも
少々残念な気もします。
どうして、その語源がそんな意味の単語になるの?
といったような肝心なところが抜け落ちています。
羅列だけでは語源からの意味の想起が難しいので
語源をやってみようというメリットが
このページには感じられないような気がします。
せっかく語源のページを取り上げているのに
ちょっともったいないと思いました。
Scramble
一方、Scramble の方はどうでしょうか?
Scramble は「語源で覚える英単語」と題して、
Power Up ! のスペースに説明が書かれていました。
こちらは、語源についてとそのメリットが
無駄なくしっかりと書かれているので
へぇ~! そんなメリットがあるなら、語源やってみようかな!
といった感じに、語源への学習を
刺激してくれています。
しかしながら、いいところはそれだけではありません。
それは解説の右ページにありました。
Vintage にはなかった
語源を単語から想起できるような解説が
Scramble にはしっかりと書かれていることです。
これだけだと分からないので、
何か一つ抜粋します。
extend 「~を延ばす/ 延長する」[ 外へ (ex) 伸ばす / 広げる]
引用: 中尾孝司 (2017) Scramble 4th Edition | 23章 まぎらわしい語 旺文社
ここで注目したいのは、
[ 外へ (ex) 伸ばす/ 広げる ]
の大かっこで書かれている部分!
右ページだけでなく
Power Up! の方にも、それぞれこういった
語源の解説がついています。
語源の学びはじめは分からないところが多いから、こういう解説があるのはすごく助かるよね!
語源が載っている英文法参考書は
それほどなく、あったとしてもわずか数ページですが
その数ページの中でこれほどまでに
しっかりした作りになっている Scramble は
かなり優秀ですね!
まとめ
以上が今回のラボノートになります。
気になっていたことを
実際に手を取って調べてみるのは
新しい発見もあり
なかなか興味深いものになりました。
「語源がある高校の英文法参考書ってあるのかな?」と
単に自分の好奇心で調べたに過ぎませんので
もちろん、語源があるからこの参考書はいいとか
ないからダメなんてことは言うつもりはありません。
大学受験であれば、語源より
英文法や語法のほうが大事なので
それを優先して取り組んだ方がいいと思います。
もし、この記事を見て
語源に興味がわいたという方がいましたら
Scramble に手を伸ばすのもいいかもしれません。
是非とも挑戦してみてください!
というわけで、今回のリサーチラボノートはここまで
また次回お会いしましょう!!
See you next time !
Bye-bye !
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