【TOEIC リサーチラボノート 12】be, do, have も助動詞!?

TOEIC

えっ!? be, do, have って助動詞もあるの!?

Hello everyone!

ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ)です!!

今回はリサーチラボノートと題して
自分が英語で疑問に感じたことや
自分がやったことの記録を書いていこうと思います!

それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!

今回のラボノート

今回のラボノートは

「助動詞」にスポットを当てていこうと
思います。

セータ君
セータ君

助動詞って、 can とか will とかそういうの?



そうですね!

助動詞の後には動詞の原形が来るとか
中学や高校で勉強しているかと思います。


最初に学んだ助動詞は「can」あたりだと思いますが、
実はもっと最初の段階で助動詞は学んでいるんです。

セータ君
セータ君

え? そんな助動詞あったっけ?


意外や意外と思うかもしれませんが

最初に学んだ助動詞は
「do」
なんです!

セータ君
セータ君

えぇ~! それホント!? do って動詞だけかと思ってたからビックリ!



Do you ~ ?
Does he ~ ?

みたいな文は、一般動詞という単元で
英語のほぼ最初あたりで学ぶかと思いますが

この do とその変化形の does は
実は助動詞だったんですね…!

セータ君
セータ君

あれ? can とか will って人称で cans とか wills みたいに変化しないのに、do はなんで変化してるんだろう?


いいところに気付きましたね!
それでは、この do に少しアプローチしてみましょう!

助動詞の種類


実は、この助動詞 do は
can , will のような助動詞とは種類が異なるんです。

専門用語では
「第一助動詞」
と呼ばれています。


それに対し、
今まで助動詞と習った can, will 等は
「法助動詞」
と呼ばれるものです。

セータ君
セータ君

習ってきた can とか will とは違う助動詞なんだね! 第一助動詞は他にどんなものがあるの?


受動態や現在進行形で使われる be
完了形で使われる have

全部でこの 3 つが第一助動詞になります。

セータ君
セータ君

へぇ~! be も have も第一助動詞だったんだ! そういえば、助動詞ってこの 2 種類だけなの?


実はもう一つだけありますが、
すでに習ったものなのでそれほど難しくありません。

それでは、
もう少しだけ助動詞の種類に触れてみましょう。


be going to, be able to, have to のような
複数語で助動詞の働きをするものがあったと思います。

中学高校では

will = be going to
can = be able to

のように、

同じ意味として習ったかと思いますが
微妙にニュアンスが違うんです

法助動詞の意味には近いものの、
やはり疑似的なものなので
これらは疑似法助動詞になります。


簡単にまとめると
以下のようになります。

① 第一助動詞
be, do, have

② 法助動詞:
can, will, should, must …

③ 疑似法助動詞
be going to, be able to, had better…



まずは、助動詞は 大きく 3 種類に分かれる
ということを抑えておきましょう!

第一助動詞と法助動詞の特徴


さて、分類が分かったところで
今度は特徴について書いていこうと思います。

とはいえ、長い間学んできた助動詞
いわゆる「法助動詞」については
身構える必要はないでしょう。


法助動詞の特徴をざっとまとめると

① 主語によって形は変化しない
× wills ,cans

後ろは動詞の原形がくる
× can does

③ 法助動詞は連続して使えない
× will can

話し手の心情を表す



こんな感じになると思います。

一方、be, do, have の
第一助動詞にはどんな特徴が
あるのでしょうか?

① 主語や時制によって形が変化する
is, am/was, are/were, does, did, had

後ろに現在分詞・過去分詞がくる (※ do 不可)
be Ving, be p.p, have p.p

③ 法助動詞や他の第一助動詞のあとに使える (※ do 不可)
法助動詞 + 第一助動詞 : will be p.p, should have p.p
第一助動詞 + 第一助動詞 : be being p.p, have been p.p


文法的な役割を果たす
do : 強調・否定文・疑問文
be : 進行形、受動態
have: 完了形


なにやら難しそうなことを書いていそうですが、

一般動詞を疑問文や否定文にしたいときは
Do you ~? や don’t を使えばいいし、

進行形にするときは be + 現在分詞
受動態にするときは be + 過去分詞
完了形にするときは have + 過去分詞

中高で習ったものと、
何ら変わらないです。

セータ君
セータ君

ホントだ! なんか難しそうと思ってたけど、よく見ると今までやってきたとおりのことばかりだね!



疑問文や否定文に突如現れた do 、
進行形や受動態にするときの be や
完了形にするときの have も

動詞かと思っていたら
実は助動詞だったんですね。

ここで気をつけていただきたいのは

第一助動詞は、法助動詞のように
「~できる」「~だろう」といった
心情は表現できないことです。


どの文、どの文法にするのかを決める
機能的な助動詞である
ことに注意してください。

疑似法助動詞の特徴

最後に疑似法助動詞ですが、
これは一概にキッチリ分類できません。

第一助動詞の特徴を持つものと
法助動詞の特徴を持つものが
混在しているからです。

① 第一助動詞の特徴を持つもの (主語、時制によって変化する)
be going to
be able to
have to


② 法助動詞の特徴を持つもの (主語、時制によって変化しない)
had better
used to
ought to


一見難しそうに見えますが、
これらも中高でやってきたことと
何ら変わらないです。

セータ君
セータ君

第一助動詞 ( be, have ) が含まれているのと、含まれていないので分類していけばいいのかな?


そう考えても差し支えないと思います!

おわりに

いかがでしたでしょうか?

be, do, have には助動詞の側面もあり、
助動詞には 3 種類あったというのは
自分にとってかなりの驚きでした。

最後に表としてまとめると次のようになります

  第一助動詞 法助動詞 疑似法助動詞
単語 be, do, have 

can, could
will, would
shall, should
may, might
must ,need, dare

be going to
be able to
have to
used to
had better
ought to
人称・時制による変化 変化する 変化しない (混在)
後に続くもの 動詞の原形(do)
現在分詞・過去分詞 (be, have)
動詞の原形 動詞の原形
法助動詞との接続 〇 (第一 + 第一も可) ×(法+法はNG) (混在)
機能 文や文法を決定 心情 心情

 

というわけで、今回のラボノートはここまで
また次回お会いしましょう!!

See you next time !
Bye-bye!

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