【TOEIC リサーチラボノート 14】知ってる単語の意外な意味 Part 4

TOEIC

えっ!? room, minute, nature, clock, plant にそんな意味があったの!?

Hello everyone!

ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ)です!!

今回はリサーチラボノートと題して
自分が英語で疑問に感じたことや
自分がやったことの記録を書いていこうと思います!

それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!

今回のラボノート

今回のラボノートは
知っている単語の意外な意味について
書いていこうと思います。

中高や大学受験で学んだ単語なのに、
TOEIC になると

セータ君
セータ君

あれ…? 知ってる単語なのに意味が通らない…?



というのは割とあるのではないでしょうか?

高校の英文法参考書では、
こういった意外な意味の単語については
そこそこ多めに載っています。

それと同じように、 TOEIC には
TOEIC に頻出の意外な意味が多数ありますので
注意が必要です。


そんな TOEIC で出てくる、
知ってる単語の意外な意味を
ご紹介したいと思います。

今回の意外な単語 5 選

今回紹介する意外な単語は
次の 5 つです

  • room
  • minute
  • nature
  • clock
  • plant

中学校で習うような単語が
ほとんどではないでしょうか。

TOEIC では意外な意味で出題されますので、
知っている単語だからと油断をせずに
しっかりと覚えておきましょう!

room

中学で習う「部屋」という意味の名詞です。

book a room (部屋を予約する)
のように

TOEIC でもホテルの予約等で
よく登場するとは思いますが、

a room のように数えられる場合には
「部屋」という意味になります。

そして、意外な意味として登場するのは
「空き」余地」という、数えられない room の方です。

room for improvement ( 改善の余地 )
make room for one more person (もう一人分のスペースを空ける)

セータ君
セータ君

改善のための部屋…? 部屋を作る…?



と一度思ったら、 a room や rooms のような
数えられる語句が付いていないか確かめてみてください。

それがない room の場合
数えられない名詞で、「空き」や「余地」といった
別の意味になります。

minute

「分」という時間を表す基本的な単語ですが、
高校では「微細な」という形容詞の意味でも出てきました。

しかも形容詞での発音は、

ニッ(ト)」ではなく
「マイュー(ト)

というのは聞いたことがあると思います。

TOEIC ではどんな意味で登場するのかというと、

「議事録」という
この二つの意味には程遠そうな意味もあります。

セータ君
セータ君

「議事録」!? 確かに二つとも関係がなさそうな意外な意味だね!



「議事録」の意味では minutes
常に複数形を伴いますので注意しましょう。

take the minutes ( 議事録をとる )
copy of the minutes ( 議事録のコピー)


ちなみに minute の語源は、
「きわめて小さなもの」に由来します。

「時間」を小さなものに分けたものが
「分」という意味の「minute」になり、

それをさらに分けた「秒」は
2 回目に分けたものということで
「second minute」。

後に minute が省略されて
second になったとか。


「議事録」の方は
minuta scriptura (ラテン語: 小さな書き込み)
から来ているのだそうです。
※ online etymology dictionary より

nature

「自然」という意味の基本単語です。

TOEIC では、ほかにも 「性質(本質)」「種類」
という意味で登場します。

セータ君
セータ君

「性質」と「種類」? 関係なさそうな意味にみえるよ…?



そうですね。
一見関係なさそうなこの二つの意味ですが、

「~の性質を持ったもの」という意味から
「種類」という意味になったそうです。

human nature (人間性)
the nature of the problem (問題の本質)


clock

「時計」という意味でおなじみの基本単語ですが、

TOEIC では in[on] / out [off] を伴って
「打刻する」という意味になります。

いわゆるタイムカードを押すというものです。
いかにも TOEIC らしい単語ですね!

in, on で出勤の打刻、out, off で退勤の打刻
になります。

clock in by 9  (9 時までに出勤の打刻をする)


clock 単体で「打刻する」だけで覚えても
出勤、退勤のどちらか分からないので

clock in, clock out
セットで覚えてしまいましょう。

plant


「植物」という意味でなじみ深いと思いますが、
TOEIC では 「施設」「工場」という意味で
使われることがあります。

minute と同様に、「植物」という意味からでは
連想しにくいですね…。

Weblio 英和辞書によると

「土地に種をまく」からある場所に何かを置いたり据え付けたりすることが連想され,「装置,工場」などの意味が展開する

plant | Weblio 英和辞書

とのこと。

植物そのものではなく、
動作から連想されるみたいですね。

セータ君
セータ君

あれ? 「植物(plant)」 って言ってるのに、なんで関係ない話をしてるんだろ…?


と思ったら、もしかしたら
「施設」、「工場」の意味の方かもしれませんね!


a manufacturing plant ( 製造工場 )


今回のまとめ


セータ君
セータ君

この単語にこんな意味があったなんて…!


と感じた単語は何個かありましたか?
最後にもう一度確認してみましょう。

英単語 意味 意外な意味
room 【名】部屋 【名】余地
minute 【名】分 【名】議事録 [複数形 :minutes]
nature 【名】自然 【名】性質(本質)、種類
clock 【名】時計 【動】打刻する(出勤、退勤)
plant 【名】植物 【名】施設、工場

 


このように、知っているはずの単語に
意外な意味がある単語はほかにもたくさんあります。

シリーズとしてこれからも紹介していきますので
どうぞお楽しみに!

というわけで、今回のラボノートはここまで
また次回お会いしましょう!!

See you next time !
Bye-bye!

コメント

タイトルとURLをコピーしました