【TOEIC リサーチラボノート 15】 英熟語に取り組んでみた Part 1

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Hello everyone!

ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!


今回はリサーチラボノートと題して
自分が英語で疑問に感じたことや
自分がやったことの記録を書いていこうと思います!

それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!

今回のラボノート

今回のラボノートは、
攻略シリーズ第 2 弾ということで

英熟語を攻略していこうと思います。

英単語なら分かりやすいけど
英熟語になるとピンと来なくなる

みたいなことありませんか?

セータ君
セータ君

うん、そうだね…。そういうの結構あるよ…。


自分もそのタイプで、
英熟語はリスニング同様
かなり苦手な部類に入ります。


正直、基本的な熟語も
あやふやな部分が多いので、
これを機に英熟語を攻略していこうかなと
思った次第です。


「やらなくちゃ」という
義務感というよりは、

「そういう流れが来ているな」という
直感(?)みたいなものです。

そんな直感を信じながら
英熟語を攻略していきます。

英熟語攻略のカギになりそうなのは?

英熟語を難しくしている一つの要因として

基本的な単語が組み合わさると
爆発的に意味が増える


というのがあると思います。

それを丸暗記…では
かなり気が遠くなるのも
頷けるのではないでしょうか。


となると、英熟語を攻略するカギは

中学校で習うような基本単語の深い理解

ということになりそうです。

セータ君
セータ君

それってどういうこと?

一語一義では対応できない基本単語


go を例にとってみましょう。

「行く」という意味はご存知かと思いますが

これに off がくっついて go off になると、
「(食料等が) 腐る」 という意味になります。

off がくっついただけなのに、
「行く」とは程遠そうな意味になりました。

セータ君
セータ君

「行く」って意味じゃなくなるの…? うーん…、分かんないから暗記するしかないのかな…。


こんな感じで、 go を「行く」
という意味しか覚えていないと

こういったものに対応できなくなってしまい
それで丸暗記する羽目に
というのは多々あるかと思います。

丸暗記が全部悪いというわけではありませんが、
負担は相当なものになってしまいます。

そこで登場するのが
コアイメージというものです。

コアイメージ


セータ君
セータ君

コアイメージ? なにそれ?


コアというのは、その単語の中核的な意味を持つもの
状況や文脈が変わってもそれに左右されないのが特徴です。


先ほどの go off を例にとってみましょう。


go のコアイメージは
「ある場所から離れていく」

一方、off のコアイメージは
「くっついていたものが(短い期間で)分離する」


いずれも、離れていくイメージがありますね。

セータ君
セータ君

そうそう。go off がどうして「腐る」って意味になるの?


そうですね。

これだけではまだ何のことか分かりません。
何が離れていくのでしょうか?

「腐る」ということは
食料等の正常な状態離れていく
みたいにイメージができそうですね。

セータ君
セータ君

訳し方がなんか直訳っぽいけど、確かにイメージから出来そう!

コアイメージを最大限に引き出すコツ


英熟語を勉強していくうちに、自分がつかんだ
コツのようなものを紹介していこうと思います。

確かにコアイメージでも理解が進むことはありますが、
文脈によってさまざまな意味に派生するので、
それだけでは対応が難しくなることがあります


そんなときにまず思い浮かべているのが、

「何が」〇〇する?
「何が」〇〇している?


といった感じのものです。

対象を考える


「何が」にあたる部分は色々あります。

物理的・空間的に見えるものだけでなく
抽象的・概念的といった見えないものも
考えていきます。

セータ君
セータ君

そこまで考えるのはどうして?


ここで思い出していただきたいのは、

「文脈」によって意味が派生する

という点です。

仕事が進む、食欲が進む、一歩進む
といった感じのように

「文が違えば、使っている意味も違ってくる」
のは英語でも同様に起こりますので、

対象となるのが一体何なのかを考えるのは
重要になってきます

「動き」と「状態」でとらえる


そして、〇〇にあたる述語の部分は
二つのパターンを考えています。

〇〇するという「動き」のパターン
〇〇しているという「状態」のパターンです。


この二つのパターンを考慮するきっかけとなったのは、


英字新聞解釈ファイル 1 の off のイメージに関する記事を
書いているときでした。



最初、off には「分離」のイメージとだけ
覚えていましたが、次の文章に出会ったとき
「分離」とするには若干の違和感がありました。

Hashima is a tiny island 2km off Nagasaki Prefecture, …

JAPAN TODAY | Japan’s isle of modern ruin: Past and future of Gunkanjima



「分離」というからには何か動きがあるものだ
と思っていましたが、この文章では
そんな感じでは使われていないようでした。

その時思ったのが、
「状態」のパターンの off を見落としていたのでは?
ということでした。

それ以降、他の基本単語にも
「動き」と「状態」のパターンを考慮に入れたら
だいぶ整理ができるようになった気がします。

セータ君
セータ君

こういう経緯があったから、今は「動き」と「状態」のパターンを考慮するようになったよ!

おわりに 


英熟語は、基本的な単語が組み合わさることで
多種多様な意味を持ちます。

go, come, make, get, take…
in, on, off, over, under, down…


基本的な意味だからこそ
同じ熟語で様々な意味に発展します。

それらを丸暗記するとなると
とてつもない負担がかかってしまいます。

その負担を減らすためには、
その単語の持つコアイメージを捉え

対象の観点、動きや状態の観点から
どう派生するのかを把握することが必要です。


これらを意識して、基本単語をより深く理解し
使いこなせたら幸いです。


というわけで、今回のリサーチラボノートはここまで
また次回お会いしましょう!!

See you next time !
Bye-bye !

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