移動に関する go と get 、同じようで実は少し違うんです!
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!
今回はリサーチラボノートと題して
自分が英語で疑問に感じたことや
自分がやったことの記録を書いていこうと思います!
突然ですが、今回でリサーチラボノートも 20 回目 を
迎えることが出来ました!
もう 20 回目になるの!? みんなありがとう!!
本当にありがとうございます!!
これからも役に立つ情報を発信してきますので
今後ともよろしくお願いいたします。
それでは挨拶も済みましたので
早速始めていきましょう!
Now let’s start!
今回のラボノート
今回のラボノートは、
英熟語 攻略の第二回となります。
前回からだいぶ日が経ってしまいましたが
欠かさず英熟語を地道にやっています。
英熟語はやればやるほど奥が深い
とまで思うようになりました。
そこで、今回から何回かに分けて
こういう使い分けがあったんだ!奥が深いな~!
という自分で思った発見を、
整理がてら書いてみようと思います。
詳しいことにつきましては
別記事にて投稿する予定です。
移動 に関する go と get
go とくれば、反対の come のイメージが強いですが
ここでは get と比べてみましょう。
今回、この二つの単語の間で
注目するイメージは「移動」です。
移動? go にも get にもそういうイメージがあるの?
そうですね。
コアイメージが違うので
全く同じ意味とまでにはいきませんが、
派生のうちの一つである「移動」のイメージとして
go と get が使われることがあります。
微妙なニュアンスの違い
この「移動」をもう少し詳しく見ていきましょう。
移動には、ある地点から出発してある地点に到達する
という一連のプロセスがあります。
ということは、移動には
「出発点」と「到達点」が伴うということが
言えると思います。
そして、 go と get にはこの移動において
焦点を当てる部分が微妙に違っています。
簡単に表すと次のようになります。
go : 出発点から途中、到達点まですべて
get : 到達点
なんとなくだけど、 for と to のイメージによく似た感じだね~。
言われてみれば、確かにそんな感じがしますね!
派生するとどうなるのか?
go には 出発から移動、到着まで全体
get には 到着点 のみ
で、当てているスポットが違うということは
先ほど説明しましたが、
それでは、 この go と get が
派生するとどうなるのでしょうか?
go には出発から到着まですべてスポットが当たっています。
最初から最後まで ずっと続いているイメージですので、
「継続的」というニュアンスが含まれています。
一方、 get は到着点のみスポットが当たっています。
出発や移動にはほとんど重点が置かれていませんので、
「一時的・瞬間的」というニュアンスが含まれています。
今までのことをまとめるとこのようになります。
go : 出発点から途中、到達点まですべて (➡ 継続的なニュアンス)
get : 到達点 (➡ 一時的・瞬間的なニュアンス)
例を使って確かめよう
それでは、例を使って実際に確かめてみましょう。
get crazy と go crazy はどう違うのでしょうか?
(crazy : 気が狂った、正気を失った)
get の方は、正気は失ってるけどそんなに長くなさそうかな。go になると、これからもしばらくは正気を失ったままってことになるのかな?
いいですね!
ちなみに、go には 継続的な悪い状態を伴う場合が多いです。
go bad (腐る) とか、 go bankrupt (倒産する) というのがあったけど、確かに悪い状態に go が付くの多いなぁ~。
一方、 get にはそういう悪い・良いという区別はなく
get excited, get sick, get ready のように
瞬間的な変化を表すのによく使われます。
おわりに
移動に関する go と get について
色々な視点からアプローチしてみましたが
いかがでしょうか?
いずれも基本単語ですが
意外な共通点や微妙な違いもあって
発見も多かったと思います。
最後に、これまでのことを
もう一度確認してみましょう。
go : 出発点から途中、到達点まですべて (➡ 継続的なニュアンス)
※ 継続的で悪い状態を表すことが多い
get : 到達点 (➡ 一時的・瞬間的なニュアンス)
※ 良い・悪いは区別せずに表すことができる
というわけで、今回のリサーチラボノートはここまで
また次回お会いしましょう!!
See you next time !
Bye-bye !
コメント