TOEIC の代わりを探してみたけど、CASEC っていう資格があったよ!一体どういうのかな?
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!
今回はリサーチラボノートと題して
自分が英語で疑問に感じたことや
自分がやったことの記録を書いていこうと思います!
それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!
今回のラボノート
今回のラボノートは
と題して
コロナ禍真っ只中で、
TOEIC が必ず受けられるわけではない
状況の中でも
その代わりになるものがないか
調べてみました。
その結果
CASEC(キャセック)
というのが、キーワードとして目に飛び込んできました。
今回はこの CASEC について
簡単にアプローチをしてみたいと思います。
公式サイトを見るのはなんだか面倒…
とにかく「簡単に」 CASEC について知りたい
という方向けです。
詳細については、
公式サイトのリンクを張りましたので
そこで確認をしてください。
CASEC って何?
CASECは
Computerized Assessment System for English Communication
の頭文字を取ったもので、
簡単にいえば、
パソコンで受験する英語コミュニケーション能力判定テスト
のことです。
つまり、
ネット環境さえあれば、「いつでもどこでも」受験できる
英語のテストです。
パソコンでいつでもどこでもできるんだ! TOEIC とか 英検みたいに、受験日を気にしなくていいし、わざわざ会場に行かなくて済むんだね!
パソコンを使って自宅で受験すれば、
コロナ禍でも感染リスクを背負うことなく
CASEC を受けることができます。
CASEC の特長
それでは、この CASEC には
どんな特長があるのでしょうか?
簡単にまとめてみました。
いつでもどこでも受験ができる
先ほども記述したように、
ネット環境さえあれば「いつでもどこでも」受験ができます。
TOEIC や 英検 等 にある
受験日や会場を気にしなくていいということになりますね!
TOEIC より値段がお手頃
気になるお値段は、 税込で 3667 円
TOEIC の受験料 6490 円(割引 5846 円)
に比べれば結構お手頃です。
※ 2021 年 10 月から、TOEIC の受験料が 7810 円
(割引 7150 円)へ引き上がります。
結果がすぐ届き、目安が分かる
TOEIC だと結果が届くまで長くても 1 か月はかかりますが、
CASEC の場合、テスト終了後すぐにスコアが表示されます。
また、その結果のフィードバックが届き、
CASEC の獲得スコアとそれを TOEIC、TOEFL、英検の
スコアに概算した結果も見ることができて結構便利ですね!
自分の現在地点もすぐに把握できるので、
これからどうやって勉強するのか方針の助けになります。
CASEC の試験内容は?
そんな CASEC ですが、肝心の試験内容は
どうなっているのでしょうか。
試験時間
試験時間は、 40 ~ 50 分ほどです。
TOEIC と比べると ほぼ 3 分の 1 程度であり、
かなり短いことが分かります。
受験をすれば一時間も経たずに結果が出るので、
驚異的な速さであることは間違いなさそうです。
難易度と採点方法
英検のように級位で区切られていないので、
特にコレといった明確な難易度はないようです。
公式の FAQ によると
Q1 CASECが受験対象としているレベルはどれくらいですか?
CASEC | よくあるご質問
A1 CASECは、中学生レベルからビジネス英語上級レベルまでを測定範囲としています
ということなので、
あえて言うなら
初級~超上級といった方がいいでしょうか。
なんか幅が広すぎるよね…? それってどういう感じで出題されるの?
公式サイト側では、「視力検査」のイメージで出題をする
と記述しています。
イメージすれば分かるかと思いますが、
提示した大きさのランドルト環(C 字のような図形)が
見えるか見えないかによって大きさを変えていきます。
見えれば小さくしていき、
見えなければ大きくしていきますよね。
これと同じような感じで、
正解なら問題の難易度を上げ、
不正解なら逆に下げていきます。
それを繰り返していき、
受験者が安定して正解できるギリギリの難易度を
推測してスコアが弾き出されるようです。
問題構成
そして、気になる CASEC の問題構成ですが、
以下のようになります。
セクション | 内容 | 形式 | 問題数 | 解答時間 |
---|---|---|---|---|
1 | ボキャブラリー | 四択 | 16 | 60秒 / 問 |
2 | 表現 | 四択 | 16 | 90秒 / 問 |
3 | 内容把握 | 四択 | 17 | 60秒 / 問 |
4 | ディクテーション | 書き取り | 11 | 120秒 / 問 |
※ 点数は各 250 点で合計 1000 点
大問(CASEC ではセクション)は
4 つに分かれていて
1 と 2 にリーディング
3 と 4 にリスニング
といった感じに分けられているようですね。
基本四択なので一見すると TOEIC によく似ていますが、
ここでの大きな特徴は
リーディングに長文読解がないこと
リスニングにディクテーションがあること
この 2 点が挙げられます。
その中でも特筆すべきなのは、
TOEIC はもちろんのこと
英検や TOEFL にはないであろう
ディクテーションが
CASEC の出題範囲にあることです。
セクション4 : ディクテーションについて
ディクテーション? 初めて聞いたけど何それ?
という方がいるかもしれませんので説明すると、
「ディクテーション」とは、
読み上げられる外国語を書き取ることです。
主にリスニングのトレーニングで使われていますが、
CASEC では出題範囲となっています。
リスニングの力はもちろんのこと
それに加え、正確なスペリングも要求されます。
また、パソコンで入力のため
タイピングスキルも若干関係するかもしれないので
練習はしっかりやっておきましょう。
タイピングが遅いせいで、「解ける問題も時間切れで解けなかった」っていうの勿体ないけど、あり得ることだから気をつけようね…。
CASEC は体験できる?
どんな流れで CASEC をするのか知りたいけど、受験をしないと雰囲気は分からないの?
CASEC には、ガイドツアーというのがあります。
まずはトップページから、
「テスト概要」をクリックしましょう。
そのページに飛んだら、
「CASECの画面の流れ」を見つけ
その中の
「CASECガイドツアー ~」のボタンを
クリックしましょう。
そうすると、
CASEC 受験の体験版を始めることができます。
このガイドツアーで、
CASEC がどんな流れで試験をするのか
予め掴んでおきましょう。
まとめ
今回は CASEC の簡単な概要について
書いてみました。
まとめると、CASECは
1. ネット環境さえあれば「いつでもどこでも」受験ができる
2. 値段は TOEIC よりお手頃な 3667 円
3. 試験時間は 40 ~ 50 分と短く、結果がすぐ届く
4. TOEIC や TOEFLのスコア、英検の級の目安が分かる
といった感じですね。
- TOEIC を受けるほどではないけど、何か腕試しになるものが欲しい
- TOEIC 本番前にどのくらいできているのか試してみたい
- 弱点を把握して、TOEIC 本番前に克服していきたい
という方は CASEC を一度試してみては
いかがでしょうか。
というわけで、今回はここまで
また次回お会いしましょう!!
See you next time !
Bye-bye!
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