えっ!? この名詞って数えられないの!?
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!
今回は「不可算名詞」をテーマに、
いろいろ実験していこうと思います。
不可算名詞って、数えられない名詞のこと?
そうですね!
名詞にはいろんな分類がされていますが、
よく耳にするのが可算名詞・不可算名詞だと思います。
この辺りに関する出題は、
Part 5 と Part 6 でよくみられる印象です 。
名詞とはいっても、意識をしないと
間違えてしまうところがいくつかありますので
ここでしっかりとおさえておきましょう。
それでは始めていきましょう!
Now let’s start!
名詞の種類
不可算名詞に入る前に、
まずは名詞の種類について簡単に見ていきましょう。
名詞には次のように 5 種類に分かれています。
- 普通名詞
- 集合名詞
- 物質名詞
- 抽象名詞
- 固有名詞
そして、これら 5 種類の名詞を
可算・不可算での分類にすると
原則的に以下の表になります。
単語 | 可算 | 不可算 |
---|---|---|
普通名詞 | 〇 | |
集合名詞 | 〇 | 〇 |
物質名詞 | 〇 | |
抽象名詞 | 〇 | |
固有名詞 | 〇 |
集合名詞は可算にも不可算にもなるんだね!
そうですね!
名詞の中でも集合名詞はかなり特徴的で、
TOEIC だけでなく大学受験でも狙われやすいところです。
まずはこれらをおさえておきましょう。
不可算名詞の特徴
それでは、不可算名詞の特徴について
2 点ほど挙げてみようと思います。
予想がつくものではありますが、
Part 5・6 では重要なヒントになったりしますので
おさえておきましょう。
不定冠詞 a / an がつかない
特徴の一つ目は、
不定冠詞 a / an が付かないという点です。
water や oil といった物質名詞や
happiness, kindness といった抽象名詞なら
イメージが付きやすいと思いますが、
こういったものは原則的に数えることができません。
たしかに、「液体」とか「概念」みたいなものは数えられないよね!
ただ、捉え方次第では数えることも可能ですが、
基本的に「数えられない」と見たほうがいいかと思います。
一番基本的なところなので
必ずおさえておきたいところです。
複数形がない
「数えられない」ということは
「2 つ、3 つ…」のように複数としても数えられません。
よって、不可算名詞には複数形がありません。
不定冠詞がつけられなくて、複数形がない…。それじゃあ、不可算名詞が主語になった場合だけど、そのときの動詞の活用はどうなるの?
不可算名詞は基本的に「単数形」で受けます。
よって、現在時制の時は三単・現になりますので
is や has のように動詞の活用を忘れないようにしましょう。
当たり前だからこそ見落としやすい
よくよく考えると、これらって当たり前のことじゃないの?
たしかにその通りですね。
- 不定冠詞の a / an が付かない
- 複数形がない
基本中の基本と言っても過言ではないと思いますが、
これが意外と見落としがちなところなんです。
TOEIC は時間との戦いなので、
あまり悠長に英文を見てはいられないはずです。
そうなると
- 不定冠詞があるのに、不可算名詞の選択肢を選んでしまう
- 不定冠詞がないのに、可算名詞単数の選択肢を選んでしまう
という可能性が出てきます。
あっ…そういうミス何回かあったかも…。確かに気を付けないといけないね…。
基本的でよく見るからこそ
見落としやすくミスしやすいところですので
意識していきましょう!
TOEIC 頻出の不可算名詞
TOEIC では、どんな不可算名詞が
よく出てくるのでしょうか?
表とともに見ていきましょう。
単語 | 意味 | 単語 | 意味 |
---|---|---|---|
information | 情報 | machinery | 機械類 |
baggage | 手荷物(総称) | furniture | 家具 |
luggage | 手荷物(総称) | equipment | 設備 |
advice | 助言、アドバイス | jewelry | 宝石 |
clothing | 衣類 | money | お金 |
えっ!? どれも数えられそうなものばっかりだよ!?
確かに、日本語では数えられそうなものばかりですね。
しかし、そういうイメージの強い単語でも
英語では不可算名詞というのが数多くありますので、
引っ掛かりやすくミスしやすいところです。
この辺りは特に意識して覚えていきましょう!
おわりに
今回は「不可算名詞」について
基本的なところを見ていきました。
単に名詞と言っても、種類があったり
数えられたり数えられなかったり
日本語では数えられそうなのに
英語では数えられなかったり
気を付けないといけないところが
色々あります。
また、それに付随して
不定冠詞や複数形の有無といった
基本的だけど、意外と見落としがちなところも
潜んでいます。
気を付けないといけないところがたくさんありますが、
是非とも意識して区別をして
TOEIC の得点アップへ繋げていきましょう!
それでは、今回はここまで!
See you next time !
Bye-bye!
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